今日は、「ハイエースのセカンドシートベルトの取り付けボルトに共締めするアイボルト」の続き。
えー先日買ってきたボルト&ナット類は明らかにオレの勘違い。
加工するにあたって「そういえば以前に販売していた競技用の四点式シートベルト用のアイボルトの資料あったなぁー」と思い、ガサガサと旧資料をひっくり返してみて思い出した!
実はこの手の商品が気軽に販売されていない要因として、ネジピッチの特殊性があったんだった!
正確には、四輪車で主に使用されているネジは、いわゆる「ISO(JIS)メートルネジ」なんだけど、なぜか シートベルトを留めるボルトは「ユニファイネジ」いわゆるインチネジの一種が使われてる。
なので、取り付けにはユニファイネジの「UNF7/16-20」を使用しなければならないのだった!
オレ何を勘違いしたか、10mm買ってたし・・・。
実は「UNF7/16-20」のネジピッチは、ミリ換算すると、約25.4mm(1インチですね) の間に20山、なのでネジピッチは1.27mm、太さは25.4mm×7/16なので11.11mm、つまり、M12のP1.25が一番近いミリネジになるわけ。
しかしそんなユニファイネジは普通の店で売ってないし、売ってたとしても異様に高い!どうせ建築用のアイボルトと組み合わせて使ってしまうのだから、ネジ切っちゃうし・・・。
そこで思い出したのが、ラリーをやっていたときに良く中古部品でお世話になった大宮の解体屋さん。
早速出かけてタウンエース用のセカンドシートボルトをハゲタカしてきますた(100円ですた)。
アイボルトやカラーはM12用を準備して、造りましたとも。
出来る限り車輌側はノーマル状態を保ち、部品側であわせたかったので、M12になって外形が17mmになってしまったカラーを、師匠に旋盤でケガいて15mmにしてもらったり、カラーの長さを現物合わせで調整したりで、半日かかってしまいました・・・。 完成したのが今さっきなので写真は後日。
えーもしかして期待されていた方々、すみません。今回の手法は
絶対オススメしません!(笑)
時間もお金もかかりすぎです。
実は旋盤使うなら、もう少しお手軽な方法と良さげな材料を発見したので、そのうちアップします。
そっちの方法なら、材料費4000円(左右セット)でお釣り来るくらいで出来ると思います。
「特殊なカラーを安く製作できれば・・・」ですが・・・・(師匠またお願いします・・・)
もっとも、今回のも材料費的には2000円(左右セット)程度なんですけどね(笑)
こんなエントリーも気になりません?
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