中学校の先生がドリフトやってタイーホされたらしいっす。
ネタ元はココ→道交法違反:中学教諭、ドリフト暴走 「ストレス発散」
至極当たり前だけど、バカバカしく、悲しくもあるお話ですね。
長年モータースポーツ畑でメシを喰ってきた人間としては、20年も前から「種を作って畑作らず」で「釣った魚に餌はやらない」(コレちょっと違うか・・・・)なクルマ業界の体質に疑問を感じてたんですが、全然変わらないですね、ってかむしろ昔より悪くなってるかも???
そりゃー昔は公道でそこそこムチャしてもOKだったかも知れませんが、時は21世紀。
いくら埠頭でも、深夜にキャーキャーとタイヤを鳴かしてたら、そりゃー捕まりますわな。
しかも公務員となれば、メディアの格好のネタ。
だからと言ってこういった方々が使っているパーツを販売している会社(メーカー・ショップひっくるめてね)が、「走るための場を提供しているのか?」と言えば無くはないですが本当に稀。 その多くは「走行会」という名の体験型販促活動として開催されていますが、それとて1万円オーバーは当たり前、有名チューニングショップが運営するサーキット走行会なんてヘタすりゃ3万円以上かかっちゃいます。
しかも「タイヤ交換」しちゃたり「吸排気系弄っちゃったり」「タービン換えちゃったり」「デフ入れちゃったり」する「お得意様」へのお披露目の場の提供&営業活動としての機能がメインで、練習会じゃない所がミソ。
じゃー練習したいヤツはスポーツ走行すれば?ってことになるんですが、サーキットライセンス取ったり車両も本格的に作らなきゃならんし、そもそもナンバー付き車両でドリドリできる場所なんてそんなにあるわけじゃない! だから、他の場所で練習しちゃうんですよ。_| ̄|○
本気でモータースポーツの底辺育成を考えるなら、モータースポーツにスポンサードするだけじゃなくて「自社でミニサーキット作っちゃう」とか、「地域のSHOPや有志で広場作っちゃったり」とか、積極的な活動も出来るんじゃないかと思うんですけどね。 まぁ広告宣伝や営業効果は低いでしょけど。
そういった意味では、ミニモトを取り巻く環境はまだまだマシかもしれませんね。
とりあえず5000円もあればきちんとしたコースを一日堪能出来るし、近所の河川敷(これも問題アリですけどね・・・)や、ちょっとした広場があればでファンライドできますからね。
でも油断は禁物。 近隣住民の粉塵公害や騒音公害で閉鎖になるコースも少なくないと聞きます。
自分達の遊び場はマナー良く使って、自分達の手で守っていきたいものです。
そういった意味でもHISAさん達はすごいなぁ・・・と思わされたのがこのネタ!
こういう地域活動なんかしながら、興味のなかった方々にも楽しんでいただけるような環境作りができればサイコーなんて思っちゃいます。
今日はちょっぴり辛口な#247でした・・・(^▽^;)
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