新型ハイエース【中古車購入のリスクって?編】

前回は、100系の中古車の程度は?・・・ 見たいなとこまで書きましたが、これは今の中古車の流通システム上致し方ないと思う。 今の時代、店にたんまり在庫を置くわけにもいかないし、良くある「ご希望の車をお探しします!」的な業者さんは、おおむね、業者向けのオートオークションや衛星回線を利用したオークションを利用していると思って間違いない。 

このオートオークション、逝ってみたことのある方はご存知かと思うが、ほとんどパチスロ状態。
ひろーーーーーい敷地に何千台と展示がしてあり、一応下見はするが、書類に基づいて評価額を決めて入札に望む業者さんが多いと思う。 実際の落札は遠くの現車と手元のモニターでチェックしながら、スイッチで「一押し何万円」ってな感じで入札していくのだが、ヤフオクみたいに迷っている時間は無い。 人気車種や高級外車ともなると、1分間で数十万円上がることも・・・。ギャンブルしないオレには到底ムリムリな世界な感じでつ。 (;´▽`A“

対して衛星を使ったシステムはほとんど「ギャンブル性と金額が極端に高い」ヤフオク感覚。 何日か前から出品予定の情報が閲覧でき、順番に入札してゆくシステム。 ゆえに、双方共にお目当ての車種を条件つけて1台1台我々が考えるほどじっくり吟味なんてしていられない状態だわな。 大体オークションの開催日は決まっているから、一日で何台か仕入れしなきゃ売り上げ立たないしね。 だから、そのクルマの履歴は「基本的に参考程度」って場合が多い、っていうより調べようと思っても調べきれないのが現実。

だって皆様がクルマを下取りに出したり、買取業者に売る場合、口八丁手八丁で何とか値段をつりあげていくでしょ? そんなお客様の言葉を買取業者はイチイチ信用してませんって(笑)
そんなクルマを今度は口説き上手な営業マンが売るわけですから、コレはもう何処までが事実何だかサパーリ。  

でもこれ、別に中古車屋さん自体がイイ加減とかそういう問題ではない。
だって流通システム上致し方ないし、絶対壊れない機械モノは存在しない、それに売り方も多種多彩。
仕入れ後に細部までリフレッシュしてから売る専門店もあれば、売りきり御免の格安販売する業者さんもいるだろう。 はたまた、修理費用覚悟で長期保証をつけたり、落札したクルマを更に業販して転売するブロカーさんも・・・。

つまり、中古車そのものはやっぱり運・不運が付きまとうって事。
ヤフオクよりかはリスクは低いかもしれない(そう思いたい)が、やはりギャンブルかな?
その代わり拾い物や目玉商品もあったりして、やっぱりギャンブル。
中古車購入には常にそのリスクがあることを覚悟していかなければならないことだけは事実じゃないかな?

そのリスクと引き換えに憧れの高級車やどーしても手に入れたかった旧車や絶版車、はたまた格安な高年式車(不人気車っだたりするのが悲しい・・・)にのれるわけだからね。 だってボク自身今までずーーーっと中古車しか乗ったこと無かったからね、ハイエースを買うまでは・・・。

またまた話がそれまくりました。

次回こそ「こんな自分が200系を買うときに何故新車?」という理由に触れたいと思います。
具体的には、中古車と新車購入の比較対象なんぞをやってみたいと・・・。

PS:あくまでもボクが「ハイエース購入する」際に、「十数年車業界にいて感じたことや経験したこと」を元に、悩んだ過程の記憶として主観的に綴っています。 皆様それぞれ価値観が違いますから、お気に召さなければスルーしてください。

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